はじめに
皆さん、こんにちは。ALEXです。当塾でもIoTスキルアップのための講座を開設しました。少なくとも、自分でIoTシステムを構築できるようになってください。そのテクニックはすべてこのブログに記します。ということはすべて無料ということです。
かくいう私も、IoTエンジニアとして必要なスキルはすべて無料で手に入れました。本当にGoogle先生ありがとうございます。
まず、第一回はラズパイを使うための第一歩としてOSをSDカードにインストールします。
準備
以下のアイテムをそろえます。
- Raspberry Pi3 Model B またはRaspberry Pi ZERO W/WH(本体)
- microSDカード(8GB以上)
- microUSBケーブル
- USB充電器
- LANケーブル
- HDMIケーブル
- モニター
- キーボードmicroSDカード
microSDカードは8GBあればOSはインストールできますが、最近は容量の大きいSDカードの価格が下がっていますので、容量が大きいものも使えます。私が普段使っているものを紹介します。
OSのダウンロードとインストール
OSのダウンロード
RaspberyPi用のOS、RASPBIANはには RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP とRASPBIAN STRETCH LITEの2種類があります。
IoTのノードとして使うだけであればLITEで事が足りますが、まず1台目はデスクトップ環境が使えるRASPBIAN STRETCHをインストールします。
以下のサイトからOSイメージファイルをダウンロードしましょう。
Download Raspbian for Raspberry Pi
RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOPの「Download ZIP」を選択します。ファイルサイズは6GB程度ありますので、WIFI環境で確実にダウンロードできる場所で行ってください。
ダウンロードが完了したら解凍します。ファイルサイズが大容量なので、解凍するためには7ZIPを使うことをお勧めします。
お使いのPCのOSに合わせて.exe形式のファイルをダウンロードして実行すると、7zipがインストールされます。使い方は簡単なので、7Zipの使い方の紹介は省略します。
OSのインストール
OSをインストールするために、まずSDカードをフォーマットします。SD Formatterを使います。
以下のサイトから「同意します」を選択してダウンロードしてください。。
ダウンロードしたzipファイルを解凍し、setup.exeを実行しインストールします。
microSDカードをパソコンに挿入します。多くのPCのSDカードではそのままmicroSDカードを使えないケースが多いので、必ずアダプタを用意してください。次に「SDFormatter」を起動します。
「Drive」がフォーマットを実施するmicroSDのドライブになっているか確認してください。
「オプション設定」を選択します。
「消去設定」を「イレースフォーマット」にします。
「論理サイズ調整」を「ON」にします。
設定が完了しました。次に「フォーマット」を選択し、フォーマットを開始します。
以下のようなダイヤログが表示されますので「OK」を
以下の表示が出たら、フォーマット完了です。
SDカードにOSを書き込みます。
次にDカードにOSを書き込むためにWin32DiskImagerを使います。
以下のサイトから「win32diskimager-1.0.0-insatll.exe」を選択してください。
ダウンロードした「win32diskimager-1.0.0-install.exe」を実行しインストールします。
「Win32DiskImager」を起動します。
フォルダアイコンを選択します。
ダウンロード&解凍したRaspberryPiのOSイメージファイルを選択します。
「Device」がOSをインストールするSDカードのドライブになっているか確認し、「Write」を選択します。以下のようなダイヤログが表示されるたら「Yes」を押します。
書き込みが完了しました。OKを押せば完了。終了してください。
まとめ
お疲れさまでした。これでOSをmicroSDにインストールすることができました。
次は、このmicroSDをラズパイに組み込んで起動してみたいと思います。